2025/05/29 16:00 - 2025/05/29 17:00

革新的医薬品開発におけるグローバルCROの果たすべき役割 (4)

概要


日  時:2025年5月29日 (木) 16:00~17:00

参加費:無料

講  師:松永 民秀 (名古屋市立大学 大学院薬学研究科 臨床薬学分野 特任教授)
      久世 治朗 (ファーマロン・ジャパン合同会社 ADMETサービス部長) 

主  催:ファーマロン・ジャパン合同会社

演 題:
「革新的医薬品開発におけるグローバルCROの果たすべき役割 (4) -吸収評価系最前線①-」
第1部) 創薬開発における吸収評価系の動向とPharmaronにおける関連サービスの紹介
      発表者:久世治朗 (ファーマロン・ジャパン合同会社 ADMETサービス 部長)
第2部) 腸管モデル細胞として期待されるヒトiPS細胞由来腸管細胞
      発表者:松永民秀 (名古屋市立大学 大学院薬学研究科 臨床薬学分野 特任教授)


ミナー詳細

第1部
近年、多様なモダリティーの医薬品が開発されるようになり、RDで必要とされる評価プラットフォームも従来の低分子評価系から各モダリティーの特性に合わせたカスタマイズ評価系にシフトしてきました。
その中で今回は経口剤の開発で成功のカギとなる吸収評価系にフォーカスし、最新の動向について概要を紹介するとともにPharmaronにおける関連するサービスについて紹介いたします。

第2部
経口薬や食品成分のほとんどは、小腸上部から吸収され、門脈を経て肝臓に達し全身を循環しています。その為、経口薬の薬効や副作用の予測あるいは機能性食品の効果には、小腸での吸収及び代謝の予測が重要です。
ヒト小腸の正常細胞や組織は、生体における動態予測には理想的なモデルですが、入手が困難で、開発研究等での日常的な使用は困難です。その為、創薬研究や健康食品成分の吸収予測には、これまでヒト結腸がん由来Caco-2細胞が広く用いられてきました。
しかし、薬物トランスポーターや薬物代謝酵素等の薬物動態因子の発現パターンが正常細胞とは大きく異なります。一方、ヒト人工多能性幹細胞 (iPS細胞) は増殖性に優れ、生体を構成する様々な細胞に分化可能です。演者らは、ヒトiPS細胞より生体に近い機能を有する腸管上皮細胞の分化誘導法を開発しました。
本講演においては、ヒトiPS細胞由来腸管細胞についてその機能や利用の可能性について紹介する予定です。


開催日程

  • 2025/05/29 16:00 - 05/29 17:00 (60分)

申し込み期間

  • 2025/05/07 09:00 - 2025/05/29 16:30

キャンセル期間

  • 2025/05/07 09:00 - 2025/05/29 16:00

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