
革新的医薬品開発におけるグローバルCROの果たすべき役割 (8)
概要
日 時:2026年4月23日(木) 16:00~16:45
参加費:無料
講 師:Elnaz Gozalpour Ph.D (Associate Director DMPK at Pharmaron)
松永民秀先生 (名古屋市立大学 大学院薬学研究科 臨床薬学分野 特任教授)
主 催:ファーマロン・ジャパン合同会社
演 題:
「革新的医薬品開発におけるグローバルCROの果たすべき役割 (8):血液脳関門を介したヒト脳内移行評価系の最前線」
第1部) New DMPK Screening and development strategies for CNS candidate compounds (講演言語:英語)
発表者:Elnaz Gozalpour Ph.D
第2部) ヒト人工多能性幹細胞を用いた血液脳関門モデル (講演言語:日本語)
発表者:松永民秀先生
セミナー概要
【第1部】
中枢神経系(CNS)創薬において、血液脳関門(BBB)の突破は依然として最大の障壁です。BBBはMDR1・BCRPをはじめとする排出トランスポーターを介して脳内薬物濃度を厳密に制御しており、非結合型脳/血漿分配係数(Kp,uu)がその透過性評価の最も適切な指標となります。
本発表では、①in vitroアッセイからヒトKp,uuへの外挿における現状の知見と課題、②共培養・BBBオルガノイドを含む複合in
vitro BBBモデルの比較、③MDR1・BCRPの発現量およびアミノ酸配列の種差が外挿精度に与える影響、の3つのテーマを中心に概説し、より精度の高いヒト脳内移行評価の実現に向けた統合的戦略をご紹介します。
なお、本Webinarは、2023年3月にPharmaron Global DMPK Webinarで発表された内容と同じ内容です。
【第2部】
血液脳関門 (BBB)は、血液と脳実質間の分子輸送を厳密に制御するバリア機構であり、脳毛細血管内皮細胞から構成される血管をペリサイトやアストロサイトが取り囲んだ特殊な構造をしています。
中でも脳毛細血管内皮細胞は、バリア機能の主軸を担い、強固なタイトジャンクションと排出トランスポーターの発現を特徴としています。医薬品開発において、医薬品候補化合物の有効性や安全性を評価する上でBBB透過性を非臨床試験の段階で正確に把握することは重要です。
その為、BBBの薬物透過性やBBBの破綻と関連する病態を、簡便かつ正確に解析できるようなin vitro BBB モデルの開発が強く望まれています。
本講演では、薬物動態試験や病態研究に応用可能なin vitroヒトBBBモデルを確立するため、内皮細胞としての特徴を強化したヒト人工多能性幹細胞由来脳毛細血管内皮細胞の作製とその性質並びに生体模倣システムへの取組みについて紹介する予定です。
開催日程
- 2026/04/23 16:00 - 04/23 17:00 (60分)
申し込み期間
- 2026/04/08 09:30 - 2026/04/23 16:30
キャンセル期間
- 2026/04/08 09:30 - 2026/04/23 16:00